永遠なんてないことを分かっていながら、「それでも一緒にいられることを信じたい」「その日が来るまで一緒にいられるだけでいい」って、なんて美しいんだろうと思う。その気持ちだけで関係を続けていけるならどれだけ良かったことか。

たとえ両想いになっても、いつか終わりが来ることに怯えている。普通好き同士でくっついたならその幸せだけで生きられるんじゃないの?何で終わることを想像してしまうんだろう、終わらなかったらいいってずっと考えてるのに。

この好きが冷めないように頑張ろうって初めに決意してる時点で何もかも終わってるな。始まりたくなかった、いや始まったわけじゃないけどお互い何も知らない方が幸せだったんじゃないかと思う。

恋愛じゃなくても、いつも“好き”を拗らせすぎて、好きになったせいで以前は気にならなかったことが目に付くようになって、嫉妬したりもやもやが増える。

(これは何かのファンになった時もそう。この場合は、周りに大勢居る自分以外のファンに負けないくらいの気持ちを持てるか、またこの先も持ち続けていけるかっていう不安。ファン同士で嫉妬しあったり潰し合いにならないか。1番になれないならファン失格なんじゃないかと思って、それに自分の行動が釣り合わなくて、辛くなる。)

 

話がずれたけど、両想いになってしまったなら尚更。嫉妬や所有欲、執着心、依存心が強くなっていてそんな自分を醜いと感じている。相手が私を好きって言ってくれたこと。その好意だけを信じれたら良かったのに、それでも他の人と関わってるのを見るのが耐えられないのって思ってしまう気持ち。今読んでいる小説にも出てきたけど、痛いほどわかる。本当にただの友達だった時は、そんな感情持ったとしてもここまで激しく嫉妬することなんてなかったのに。

お互い全く同じことを思いあってて。相手のことが好きで仕方ないのに、好きでいることが苦しくて、お互い両思いだって気づいたらもっと好きが募って、前よりも好きなのにこんな醜い感情を持ち続けている自分が嫌で。こんな自分は相手に相応しくないし、相手にも幻滅する前に逃げてほしい。でも、でも本当は、出来ることなら一緒にいたい。ダメなところも含めて受け入れてほしい。

 

「好きって言ったのにどうして」って思うの、そう思うのは仕方ないというか自然なことかもしれない。別にその言葉は契約でもなんでもないのに。好きだからこそ相手のことを縛りたくないし何でも許したいのに、心はそれと反して激しい嫉妬と憎悪でいっぱいになる感じ。何を期待していたんだろう。本当にそんな自分に嫌気がさす。

 

好きだからあなたの幸せを一番願ってますなんて本気で言える人は凄いと思う、私そんなこと言えるかな。好きな人の好きな人でいたいと思ってしまうよ。本当にこんなことばかり考えて、好きになってからの方が自分がどんどん醜くなっていく感じがする。相手が好きだって言ってくれた私はこんなに醜いものじゃないのに、こんな醜い一面を知ってたらきっと貴方は私を好きにならなかっただろう。

いろんな考え方があって当然だけど、少なくとも私は純粋な気持ちで恋愛出来ると思えないっていうか、恋愛は純粋なものと思えないというか。私の中にある好きって気持ちには嫉妬とか所有欲とか醜いものもいっぱい詰まってて、相手の幸せを願うだけなんてそんな究極の形今は取れそうにないです。とにかく両思いになって舞い上がって、期待して嫉妬して醜い感情が目立つようになるのが嫌だしそんなの相手にも知られたくないの。

 

 

 

邪な気持ちを全て消せたらいいのに。そうしたら付き合わなくていい、付き合わなくたってお互いのことを思いあってるって事実だけで生きていける。好きな人が私なんかに振り向かずに、違う誰かを追い続けていたら、それを応援できる気がする。相手の好意がこっちに向くことがないって分かってたら安心して好きでいられる。

 

ずっと貰った言葉を読んでいる。それに縋るのがやめられない。いや、言葉だけに縋って生きていけたならどれほどよかっただろうと思う。もう私たちお互いに思いあってることを知ってしまったから、そこに期待を寄せてしまう。もっと深い関係になれるんじゃないかとか。

好きな人の好きな人の話聞いてる方が楽しい。私に向けられた好意よりもそっちの方が安心する

 

恋に恋したことしかないな。純粋な気持ちで1人を好きになったことなんてない気がする。おかしいのかな。何度か片思いは経験したつもりだったけど、今考えたら相手のこともよく知らないのにその人を好きだと思ってることがどんどん楽しくなってただけで、愛とかそんなもの一切なかった。自己陶酔と好奇心とほんの少しの欲くらいだった。みんなそんなものなのかな、恋愛って物凄く勝手な行為に思えるんだけどどうなんだろう。好きになったら気持ちは抑えられないけど、そんなもの相手に押し付けて迷惑じゃないかなって思う。

 

私、自己評価が低くて自分に自信がなくて、自分なんて死んでしまえばいいっていつも思ってるけど、その反面で自分のことが物凄く好きでもある。自分の書いた言葉、自分の容姿、生き方、器用ではないしダメなところばかりだけど、それでも頑張ろうとしてるところを愛しいと思ってしまう。

あと、自分だけは自分を裏切らないから、好き。昔、先生に「寂しいです。寂しくて他人とのつながりを求めてしまう。」って言った時に、『寂しい時に人に縋るのは良くないです、人って思いがけないこと言うしそれでショック受けたり裏切られたような気分になっちゃうでしょう。今の敏感になってるあなたには、そういうリスクがある人付き合いってものは向いてないと思う。寂しかったら…そうだね、動物や植物を愛でるのはどうかな。』と言われたことがある。その時は、(私は寂しくて苦しくてたまらないのに、なんで先生はサボテンと友達になれとか言うんだよ…)と思って不機嫌になってしまったけど、今なら先生が言いたかったことの意味が分かる。

そもそも私は人を信じることができない。こんなに自己評価が低い人間に「大丈夫だよ」「あなたにはこんないいところがある」って慰めの言葉をかけてくれたのに、(きっとお世辞だ)(気を遣わせてしまった、申し訳ない)って思ってしまう。(まあ自己評価が低いからこんな受け取り方しかできないんだろうけど)信じられないというより、信じていいのかわからない。どれが自分に向けて言われた言葉で、何なら信じていいのか。直接自分に話しかけられた時でさえ、その言葉を素直に受け取れない時がある。異常だ。

もう自分のことが本当に嫌になって、私はこんなにダメな人間なんですって全部言葉に出してしまうのは、そうやって口に出すと一瞬冷静になれて落ち着けるからっていうか。慰めの言葉が欲しくてやってるわけじゃない、そんな言葉をもらっても全部信じることはできないから。今までもらった褒め言葉のほんの少し、0.1%くらいの欠片を拾い集めて、それでも少しにしかならなくて、あとは自分に自分で大丈夫だって言い聞かせた自己暗示みたいなもので成り立っている、私の自信は。だから、結局自分のことしか信じてないし、自分でどうにかするしかないんだなって思った。

寂しいとすぐ人を求めてしまうけど、いざ相手が自分を受け入れようとしてくれても、自分はそれに甘えて相手に依存しまくって最悪なことになるだろうから逃げてしまう。自分から「寂しい誰かそばに来て」って言ったくせに、いざ誰かが隣に立とうとすると「いやいいよ、私みたいなのと一緒にいたらあなたがダメになってしまう。せっかく声かけてくれたのにごめんね、わたしがこんな人間なせいで」ってなる。

 

他人が私に好意を持っていること、いくら言葉で伝えられても信じられないというのか、信じていいのかな?って気持ちになる。自分が好かれるわけないと思ってるから怖い。好きでいてくれることは嬉しいし私も好きだよってなるけど、わざわざ私なんかを好きにならなくてもいいじゃん、もっと素敵な人いっぱいいるよ、こんな私みたいな人間に時間割かなくていいよ、私はあなたのこと好きだからこれからも好きでいさせてもらうけど、あなたは私のことなんか嫌いになってくれていいよ。なんて。

なんて、こうして文章にするとなんて身勝手なんだろうと思う。でも、人に好かれると申し訳なさでいっぱいになる。嬉しい気持ちもあるんだけど、申し訳ないが勝ってしまって、嬉しさもなかったことにしようとする自分がいる。そんなの嫌だ。

 

でも、向こうから好きって言われたら、(やっぱり私の事好きだったんだ)って安心してしまった部分があった。なんていうか、人って好きって言われたらその人のこと気になってしまったりしませんか?別にそれはそれでいいのかもしれないけど、私はそれって本当に好きってことなのかな、情が湧いただけじゃないのかなって思う。友人には「好きって言われて嫌な気持する人はいないでしょ、自然なことだと思うけど」って言われた、どうなんだろう。

凄く好きだからずっと見ていたい、相手も自分と同じ気持ちだったら嬉しいって思った。でもこの気持を抱き始めたのっていつからだっけ?なんというか、自分の中に元々好意はあったけど、相手に好きって言われたことで気持がもっと大きく膨らんだだけで、その膨らんだ分は健全な気持ちじゃないんじゃないかと思ってる。

同じ気持ちで嬉しいって言われたけど同じなのかな。私は、純粋に憧れてたし本気で好きだった。なんでこんなすごい人が私と付き合ってくれてるんだろうと思って、申し訳ない、っていつものように思いながらも、それでも好きだからこのままの関係が続けばいいって思ってた。でも好きって言われて余計意識してしまって、元々あった好きの気持ちよりももっと大きくなってしまって。私は好意に甘えてるだけなんじゃないだろうか。

その好きが互いに純粋なものなら良かった。何の疑いもなく純粋に好意を受け取れたなら。少しでも 相手が好いてくれたから私もそのお返しに好きって言おう って感じなら全く意味が無い。私が好きって言う前から純粋に同じ気持ちを抱いていたなら嬉しいけど。でも私は自分の好意が健全なものか疑っていながらも今すごく喜んでるし、その好意に甘えて依存しそうになっている。自分が歪みすぎてて、思うままに素直に振舞うことができません。こんなこと言ってるけど、好きっていっぱい言われて私も相手のことどんどん好きになってハマっていってる感じがする、怖い。これは間違っていますか?私の好意は正しく健全でしょうか。好きでたまらないのに歪んでいておかしい気がする。

 

別に両想いになったから付き合うとか恋人同士にならなきゃいけないわけじゃないけど、関係に名前がついた方が安心出来る気がする。この先どうなるも何も、お互いの気持ちがわかっただけで今まで通り何も変わらない毎日が続いていくんだと思う。私だけが白黒はっきりさせたいと思ってて、私たちこれからどうなるのってそればかり気にしてるけど、名前がつかない関係でいることが心地いいんだろう。たとえ両想いになろうと、私たちの関係が変わることは無かったんだなって、なんだか拍子抜けしている。そんな関係、それはそれで凄く尊いことなのに。私ばっかりそうなることを望んでたみたいだね。相手が付き合う形を望んでないことも、私ですら入らせない領域があることも分かってたはずなのに。お互いに気持ちを伝えあって確認してそれで終わりで特別な関係になることは無い、それがこんなにも寂しいと思ってしまうのは、相手のことが好きだからなのか。それとも自分を好きだと言ってくれる人に求められる心地よさに浸りたかっただけなのか。利用されてみたかっただけかもしれない、関係さえ作れれば安心出来たのかもしれない。

じゃあどうしたいのって聞かれると、わからない。もっと遠慮せずにやり取りしてみたい。遠慮っていうのは、相手の気持ちが本物かどうか分からないから、不安になって探り探りでしか会話出来てないってこと。お互いに相手のことを信じて連絡し合うのを心から楽しんだり、相手のことを尊重して相手に他に好きな人がいてもそれはそれでいいんだって思えるようになりたい。

 

気になってから好きになるまで、好きのレベルが上がるまでの自分が本当に異常で。勝手に作り上げた幻想を見てるだけで、恋に恋してる感覚なのかもしれない。それを頭の片隅ではわかってるけど気持ちを止められなくなる、今も。

だけどそれも終わりが来ることをわかっている。誰かに恋する自分に酔ってただけの時って本当に冷めやすいというか、夢から覚めて、あの思いはなんだったの?ってなる時が来る。

 

そもそもなんでこんなに好きになれる?憧れがエスカレートしてその憧れで作り上げた理想像に恋してるだけじゃないのか。本当の私のことなんて知るわけないから好きになりようがない。私だって、相手の全てを知ってるわけじゃないのに。今知ってる相手に関する情報の欠片を集めて、勝手に相手の像を作り上げているんだろう。それでも、人に憧れ抱く気持ちは分かるから嘘でもないんだと思う。私もそんなこと沢山繰り返してきたから。

 

 

いつか終わりが来る時まで一緒にいられるだけでいいとか言ったけど本当にそんなの耐えられる?ごめん嘘。終わりが来るに決まってるんだから最初っから一緒にいなくていい。こんなこと思うくらいなら、さっき書いた好きってなんだろう。あれだって嘘じゃないのに。好きって言われたから好きになったような気になってるなら、嫌いって言われたらどうなるんだろう。それでも好きでいられたら本物だね。他に自分を好いてくれる人がいたら、すぐにそっちに行っちゃうなんて、そんな相手とは誰も付き合いたくないでしょ。

 

純粋に一人の人思い続けるのが怖い。どうせ終わりが来て捨てられるならいらない。恋愛だけじゃなく、いろんな物事に対してそう思う。大好きなはずなのに、好きなものほど、出会った瞬間から終わりを考えてしまう。何かのファンをやっている時も、いつまで好きでいられるか考えたら悲しくなる。

ここまでさらけ出してお互いのこと知ったのにその関係に名前もつかないのが、救いなのか地獄なのかも分からない。捨てられるの怖くて別の誰かをキープしておきたくなる気持ち、依存先増やして一つ一つの執着心小さくする、みたいなのに似てると思ったけど多分違うし不健全。

 

盲目的になりすぎている。私たちの幸せはいつか絶対に崩れるし、そうなった時に仕方ないねって納得出来るわけじゃないと思う。

盲目的になってるのは時間が解決してくれるんだろうか。

 

 

朝目覚めるのが楽しみになったなんて初めてだけど、こんな生活もいつか終わるんだと思うと辛い。でも朝が来るのを待つの怖い気持ちもある、どうせ終わるならこんな幸せがあることなんて知りたくなかった。予定のない1日の方がマシ、朝が来たって何も始まらないのが当たり前だった頃に戻りたい。

とか言いながら、頰が緩むのおさえられない。幸せなんだろうな、今。もう何が本当の気持ちかわからない。